MSシャーシ 加工治具 自作

MSシャーシ

MSシャーシの加工、カッターやデザインナイフなどで、ちょっとずつカットしていましたが、もっと効率いい方法ないかと、ひますぎて、FRPプレートなどで自作したものです。私のやりたいことができるように作ったので、他の方法とはそぐわない点もあると思います。

変な形ですが、こんな感じです。

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刃厚0.25mm 薄刃クラフトのこ【タミヤ TAMIYA ITEM74024】
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のこぎりは、やっぱり薄い刃が必要です。タミヤのものや、オルファなどで販売されています。刃の厚みが0.25mmです。タミヤの薄刃のこは、スペアの刃が1枚ついてます。

まずはフロントユニットのバンパーカット、これに乗せるとしっかり固定できるので、効率よく切れます。

こんな感じです。もっと手前で切りたい人は、別のガイドを作ればできそう。

次はFRPプレートでつくったガイドに、クラフトのこを横に差し込んでそのままいいところまで切っていきます。

FRPプレートの高さを、丁度いいところにしておけば、こんな感じで切れます。これがやりたかったのです。ガイドプレートを平行に固定していること、切っているときに、フロントユニットがゆがまない程度にしっかり押さえながら切ることで、精度は出せました。

次は、ひっくり返して、

今度はガイドプレートの上部にさして、横にスライドさせながらカット。白強化は硬いので切りにくいですね。

横からみると、こんな感じで切り込みを入れることができました。

あとはカッターで切れば、ぽろっと取れます。まずはバネ受け部分が左右同じ高さにカットが完了。

あとはニッパーで余計なところ切って、

デザインナイフで整えれば、平らになります。組み立てると見えなくなるところですが、綺麗に仕上げたいときは1000~2000番の紙ヤスリで仕上げます。やるよ、ひまだから。

次はフロント下部、プレートの取り付けを想定し、まだちょっとだけ干渉しそうなので、黒ペンでマーキングして、その部分をまたデザインナイフでけずります。

平らな刃のカッターで、押しながら余計な部分を取り除いて、黒ペン部分をちょっとだけえぐります。ちょっと切りすぎたかも。

FRPプレートとカーボンプレートではまたサイズが若干違うので、都度合わせながらです。ブレーキセッティング範囲を広げるためにすることです。平らに加工できないと致命的な部分ですから、慎重に作業してます。左右が均一に作れなければ、安定して走れませんものね。フライス盤などお持ちのかたはこんなものいらないですが、私はボール盤でやることもありますが、常に置いておく場所がなく、これのために出してきてセッティングするのがめんどいのです。ひまだけど。こんな余計なことばっかりやるのがなぜかやめられまへん。

写真ではわかりにくいですが、満足いく仕上がりになりました。記事にするとすんなりできたようですが、ちゃんと精度が出るように加工治具を調整するまでに5~6個ユニットだめにしてます。不器用ですから。

ちゃんとおさえながら切らないと、硬いシャーシは、まっすぐ切れませんでした。通常のシャーシは真ん中を強く抑えすぎるとシャーシが湾曲してまっすぐ切れません。しっかり押さえますが、曲がらない程度に。

リアユニットも同じ高さにカット、リアのほうがフロントより簡単です。ひまだから作ったけど、つかれた。この治具は作ってよかった。

ミニ四駆の加工方法は今後もアイデア出てきて、どんどん進化していくでしょうから、他のシャーシでもバンパーレス簡単につくれるものとかほしいですね。作ってみて分かりましたが、こういったたぐいの加工治具を作って販売しているかたは、すごいなと思いました。時間とお金を考えたら、絶対かったほうが早いし、精度あがるし、改めていいと思いました。

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