ペラタイヤ作成方法

タイヤ

ペラタイヤの作成方法、今はかなり精度の高いペラタイヤを作れるタイヤセッターがいろいろと販売されているようですが、以前は自分の満足いくものが見つからず、試行錯誤の中、たどり着いた私のペラタイヤ作成方法です。

こんなことになっています。使っているものは、

プロクソン ルーター

プロクソン ドリルスタンド

プロクソン マイクロクロステーブル

エノモト タイヤセッター

プラ板でつくった、飛び散り防止のカバー

です。

プラ板のカバーを外すとこんな見た目です。

マイクロクロステーブルに、タイヤセッターを固定しています。写真は左側、右側も固定して動かないようにしています。

プラ板のカバーは、適当なサイズに切って瞬間接着剤で固定、手前の透明の板はPET樹脂の板、傷がつきやすいですが、安くて透明度が高いので選びました。開閉できますが、マスキングテープで貼っただけの仕様です。削りカスが広範囲に飛ばず、掃除機で吸えばすぐ片付くので面倒だけど作ってよかったです。

タイヤセッターの電源は7.2Vのラジコンバッテリーですが、ON、OFFで抜き差しが面倒なのでスイッチをつけました。スイッチはホームセンターで200円くらい。

電源はその他パワーステーションモーター慣らし機や、写真右奥にあるGFORCEのミニブレークインシステムなど。私はGFORCE使ってましたが、タイヤを削るときに負荷がかかると、安全のためかすぐに止まってしまう現象に困りました。設定を3Vにして回すとある程度のスピードで回転して負荷にも少しは耐えるので、3Vで使っていました。ハーフタイヤを作るときは、カッターの刃を入れていくと途中で負荷がかかりどうしても止まってしまうので、ラジコンバッテリーで回しています。当然のことですが、3Vより7.2Vのほうがモーターは早く強く回ります、そしてうるさくなるので、家族に気を使いながら使い分けてます。音が気にならない環境ならいいんですけどね。

ルーターの刃を削りたい高さに合わせて削ります。ドリルスタンドの上下レバーは使用せず、動かないようにしておきます。最初削り始めは狙ったサイズになるまで気を使いますが、1本つくってしまえば高さを変えずにあとの3本は同じサイズに必ずできるので気に入っています。ノーマル時タイヤ径は26mm、最低で22mmくらいですから、高さ調整範囲は多くても2mm程度、ルーターにダイヤ円盤を取り付ける範囲で調整可能です。ルーターの奥までビットを刺した状態の高さで、ドリルスタンドを固定します。

ルーターにつけるのはダイヤモンドの円盤です。これもホームセンターの安いやつです。円盤の大きさが大小あるので、大、小、大と3枚重ねて使用しています。1枚のときよりもタイヤの削りカスがよく飛ばされ、効率が上がりました。

削るタイヤは、スーパーハード、ローフリは問題なく加工できますが、ノーマルタイヤ、シリコンタイヤは柔らかいので、難しいです。回転するタイヤが熱をもってくるので、削りカスが柔らかく絡みつき、ダイヤモンド円盤とタイヤの間にかみこんでタイヤが破断します。硬いタイヤは5~6分で削れますが、ノーマルは時間をかけて削ることになるので倍以上かかりました。近頃のセッティングでは柔らかいタイヤを使用することがあまりないですけどね。

今回はバレルタイヤをパークリ漬けしたものを24㎜に削りました。縮みタイヤなら硬くなっているので削りやすいです。

ダイヤ円盤で削ると、タイヤの左側にバリがでるので、ヤスリを当てて慣らします。右側はデザインナイフで斜めに切って設置面積を少し減らしました。

せっかくタイヤをうまく削る道具があっても、タイヤホイールの軸が曲がっていたら台無しです。ゆがみのないシャフト選びは大事です。

えのもと シャフトインサート&シャフトチェック

を使っています。まっすぐなシャフトの選別はもちろんですが、ホイールにシャフトを通すときもまっすぐ通しやすいので便利です。

24㎜径でそろいました。焦って早く削ろうとすると、仕上がりは荒くなります。マイクロクロステーブルのハンドルは1回転で1ミリ動くので、10秒で1回転くらいゆっくりでもいいくらいです。削り具合によって戻したり進んだりさせますが、1本5~6分、今回は4本30分で完成。私の中では早いほう。ほかのタイヤセッターならもっと早いかもしれませんが、私のレベルはここまで。ハーフタイヤにしたり、もっと細かく切ってカラフルなタイヤにしたり、もっとできるよう試行錯誤します。

販売されているタイヤセッターもいろいろありますが、楽天で販売されている汐見板金様のものが、電源も元からついていて、狙ったタイヤ径にけずれそうなので、新しく揃えたい人にはおすすめです。私もおこずかいがたまったら買いたいな、、、、

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